過去に試合前の計量失敗(体重超過)した王者やボクサーは?

11月7日井上尚弥選手とノニト・ドネア選手の試合が開催されます!

6日の計量ではお互い一発クリアであとはたくさん食べてパワーを戻すだけ!

WBSSバンタム級(53.5kg以下)決勝ではWBA/IBF王者の井上尚弥選手が53.5キロ、WBAスーパー王者ノニト・ドネア選手が53.3kgで一発クリアしました。

あとは21時頃のゴングを迎えるだけとなりました。

そんな時にふと気になったのが最近でもよく他の格闘技でもよく聞く体重超過(オーバー)で試合ができなくなったり、タイトル戦がノンタイトルとなるもしくはクリアした選手が勝てば空位や王者などといった変則ルールに変更したり。

また王者側が体重超過したら王者剥奪になったなど以前よりも頻繁にきくようになったこと。

今回は過去に体重超過で話題になったボクサーやその他の格闘団体の選手を紹介したいと思います。

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体重超過とは

格闘技の世界では前日や2日前に計量を行います。

体重超過とは、体重別階級制などの制限体重を採用している競技において決められた日時までに制限体重以下に落とすことができず計量失敗のことを言います。

計量失敗の他に、体重オーバーなどと言われたりもします。

体重超過となってしまった場合は、アマチュア競技の世界では失格や試合中止となる場合がほとんどでプロの試合においては選手の考えやプロモーターなどで話し合い罰金や罰則などを科した状態で試合を行う場合があります。

世界戦ともなれば多くの観客・スポンサーなどもいるためほとんどの場合試合は開催されます。

日本人のボクシングチャンピオンで初めて体重超過した比嘉大吾選手

 


2018年4月14日比嘉大吾選手が前日計量をパスすることができずに、日本人の世界王者(WBC世界フライ級)としては初めて体重超過で王座を剥奪されました。

比嘉大吾選手は、KO率100%で王座獲得まで師匠具志堅用高さんとの師弟関係でも注目を浴びていました。そんな人気のボクサーの計量失敗撃破大きな話題になりました。

その後、試合は行ったものの比嘉大吾選手が勝っても王座は空位のままとなる変則ルールで行いました。

結果は、比嘉大吾選手のコンディションも最悪で同級2位だったクリストファー・ロサレス選手に9回TKO負けとなりました。

過去に試合前の計量失敗(体重超過)した王者やボクサーは?

比嘉大吾選手が世界フライ級王座を獲得したときも王者が体重超過(計量失敗)

比嘉大吾選手のファンやボクシングファンの方なら知っているかもしれませんが、比嘉大吾選手の初の世界挑戦でも実は、王者側の計量失敗があったんです。

2017年5月20日に比嘉大吾選手はWBC世界フライ級王座を獲得したのですが

当時の王者は「ファン・エルナンデス」選手。前日計量で200gの体重超過があり王座を剥奪されました。その後試合は開催され、試合は比嘉選手が勝てば新王者となりエルナンデス選手が勝てばWBC世界フライ級王座は空位となる条件で行われ、6回2分58秒TKO負けで比嘉大吾選手が王座を獲得することになったんです。

この2017年の当時の計量時には具志堅会長も「世界戦でああいうのはダメだよ!」と声を荒げ不快感を示していました。

WBC世界フライ級王座の2度目の防衛後には「フライ級は長くはない」と語っていた

計量失敗し王座剥奪、出場停止処分を課された比嘉選手は、減量苦もありこの階級は長くないと語っていました。

早く統一戦がしたいと語っていたようですが、V3目前に減量苦の限界に達していたようです。

V3を目標とした世界フライ級の試合前日の計量では900gものオーバーをしてしまい、結果剥奪となりました。

V2時点で階級を上げていればと思いますが非常にこれは残念でしたね。

比嘉大吾選手の2019年現在

比嘉大吾選手のボクサーライセンス無期限停止処分が解除されたことが発表されました。

停止期間は1年と5ヶ月。

JBC(日本ボクシングコミッション)からライセンス停止処分を受けた時に「1階級の転級」「定期的なコンディション管理報告の義務付け」など解除条件を提示されていたようです。

2019年10月現在は復帰へ向けてのトレーニングを再開しており、早ければ年末あたりの復帰戦が行われる計画です。

フライ級でKO率100%で、日本タイ記録となる連続KOの記録を持つ選手です。

これから復帰しさらなら高みを目指していってもらいたいので応援したいですね!

山中慎介選手と試合で体重超過したルイス・ネリ選手

WBCバンタム級王者山中慎介選手がプロ初黒星となった相手ルイス・ネリ選手。

当時12連続防衛をしていた最強のボクサーと言われた山中選手でしたが、勢いのある22歳(当時)のルイス・ネリ選手に敗れ日本記録に並ぶ13連続防衛を果たすことができませんでした。

そんな最強のボクサー山中選手に勝ったルイス・ネリ選手が、山中選手との再戦(WBCバンタム級初防衛戦)でまさかの体重オーバー。

再計量でも約1.36kgオーバーとなり王座を剥奪されました。そのためこの試合ではネリが勝つか引き分けるかで王座は空位、山中選手が勝てば王座獲得となる条件で行われ、結果ネリが2回1分3秒でTKO勝ちを収め王座は空位となりました。

その後WBCはネリのファイトマネーを凍結することを決め、帝拳ジム(山中選手が所属していたジム)に対してファイトマネーの7割を支払いを待つよう連絡しました。

WBCは体重超過で落とす努力が見えなかったことで無期限資格停止処分を科すと声明を発表しました。

さらにその後WBCはネリに対して事情聴取を行うためWBC本部へ出頭を命じ、2018年3月度のWBC世界バンタム級ランキングから除外しました。

ネリは今後日本では無期限で試合が行えないという処分もくだされています。

ルイス・ネリ選手の現在(2019年)

これだけの問題を起こしながらも実は同年(2018年)6月には復帰戦が計画され、WBCの警告を受けると復帰戦を取りやめ、2018年6月18日にWBCは無期限から6ヶ月の資格停止処分に変更すると発表。

2018年10月8日にWBCバンタム級シルバー王座決定戦で対戦し3回TKO勝ちを収め王座獲得に成功。

2019年マックジョー・アローヨと対戦し4度のダウンを奪い5回開始TKO勝ちを収めています。

さらに2019年7月20日には、マニー・パッキャオ選手の試合の前座で、井上尚弥選手が70秒KO勝ちを収めたファン・カルロス・パヤノ選手とWBCバンタム級シルバー王座の防衛戦をおこない9回KO勝ちを収め初防衛に成功。

ネリはこの試合で約1600万円、パヤノ選手は約270万円のファイトマネーを稼ぎました。

次戦は井上尚弥選手がWBSS準決勝で倒したロドリゲス選手との試合を予定しているそうで、いずれ井上尚弥選手と海外で試合をするかもしれないですね!

過去に体重超過があった世界戦

太字が体重超過をした選手

実は、史上二人目の6階級制覇王者マニー・パッキャオ選手も体重超過をした経験があります。

罰則で重いグローブを着用し試合に臨みました。結果3回KO負けし初黒星を経験しています。

開催年月日 勝った選手 負けた選手 備考
2019年6月28日 リチャード・カミー レイムンド・ベルトラン
2018年8月11日 ジョセフ・ディアス ヘスス・マヌエル・ロハス ロハスは体重超過のディアスに敗れるが
WBAルールにより王座を保持
2018年6月16日 ダニエル・ローマン モイセス・フローレス
2018年5月26日 カリッド・ヤファイ デビッド・カルモナ
2018年5月5日 エマヌエル・ロドリゲス ポール・バトラー
2018年4月15日 クリストファー・ロサレス 比嘉大吾
2018年3月10日 オスカル・バルデス スコット・クィッグ
2018年3月1日 ルイス・ネリー 山中慎介
2018年1月20日 ロバート・イースター・ジュニア ハビエル・フォルトゥナ
2017年12月9日 リー・セルビー エデュアルド・ラミレス
2017年10月28日 ケイティー・テイラー アナイ・エステル・サンチェス
2017年10月21日 アルベルト・マチャド ジェスレル・コラレス
2017年8月26日 ガーボンタ・デービス フランシスコ・フォンセカ
2017年5月20日 比嘉大吾 フアン・エルナンデス
2017年4月23日 マーロン・タパレス 大森将平
2017年4月22日 アマンダ・セラノ ダイアナ・サンタナ
2017年4月8日 リアム・スミス リアム・ウィリアムズ
2016年12月10日 テレンス・クロフォード ジョン・モリーナ・ジュニア
カリッド・ヤファイ ルイス・コンセプシオン
2016年4月1日 エイドリアン・ブローナー アシュリー・テオフェン
2015年12月17日 ルイス・コンセプシオン エルナン・マルケス
2015年6月13日 ニコラス・ウォータース ミゲル・マリアガ
2015年5月1日 レイムンド・ベルトラン 粟生隆寛 ドーピング違反のため後に無効試合に変更
2015年4月11日 アンディ・リー ピーター・クイリン ノンタイトル戦に変更して開催
*試合結果は引き分け
2015年2月21日 ヘッキー・ブドラー ヘスス・シルベストレ
2014年12月20日 ブライアン・バスケス セルヒオ・トンプソン
2014年10月18日 ゲンナジー・ゴロフキン マルコ・アントニオ・ルビオ
2014年5月3日 ジョンリル・カシメロ マウリシオ・フェンテス
2014年3月1日 オルランド・サリド ワシル・ロマチェンコ
2013年12月13日 リボリオ・ソリス 亀田大毅 負けても王座保持問題を参照
2013年11月16日 アンドレ・ウォード エドウィン・ロドリゲス
2013年6月15日 ミゲル・アンヘル・ガルシア ファン・マヌエル・ロペス
2013年6月8日 ファン・カルロス・サンチェス・ジュニア ロベルト・ソーサ 但し前日計量はパス
2013年5月18日 デボン・アレクサンダー リー・パーディ ノンタイトル戦に変更して開催
2013年4月19日 ハビエル・フォルトゥナ ミゲール・サムディオ
2012年10月20日 ポール・マリナッジ パブロ・セサール・カノ
2012年7月21日 エイドリアン・ブローナー ビセンテ・エスコベド
2012年4月14日 ブランドン・リオス リカルド・アブリル 暫定王座をアブリルに差し戻した
2012年3月24日 ダニー・ガルシア エリック・モラレス
2011年12月3日 ブランドン・リオス ジョン・マレー
2011年10月1日 ローマン・ゴンサレス オマール・ソト
2011年8月14日 ファン・パラシオス アルマンド・トーレス
2010年3月27日 ホアン・グズマン アリ・フネカ
2009年11月21日 マービン・ソンソナ アレハンドロ・エルナンデス *試合の結果は引き分け
2009年8月15日 ノニト・ドネア ラファエル・コンセプシオン
2009年2月14日 ネート・キャンベル アリ・フネカ
2009年1月10日 ゾルト・エルデイ ユーリ・バラシアン
2007年3月19日 坂田健史 ロレンソ・パーラ
2006年10月9日 ワンディー・シンワンチャー 嘉陽宗嗣
2006年10月7日 ホエール・カサマヨール ディエゴ・コラレス カサマヨールを暫定王座に認定
2006年9月16日 ホアン・グズマン ホルヘ・ロドリゴ・バリオス
2006年5月6日 ルイス・アルベルト・ペレス ディミトリー・キリロフ
2006年2月25日 ジョニー・ゴンサレス マーク・ジョンソン ノンタイトル戦に変更して開催
2005年10月8日 ホセ・ルイス・カスティージョ ディエゴ・コラレス ノンタイトル戦に変更して開催
2005年4月8日 ホルヘ・ロドリゴ・バリオス マイク・アンチュド
2004年10月2日 ロセンド・アルバレス ベビス・メンドサ
2004年7月30日 新井田豊 ノエル・アランブレット
2004年3月20日 イヴァン・カルデロン エドガル・カルデナス ノンタイトル戦に変更して開催
2002年8月18日 スティーブ・フォーブス デビット・サントス
2000年9月9日 フレディ・ノーウッド デリック・ゲイナー
2000年8月20日 ジョマ・ガンボア ノエル・アランブレット
1999年9月17日 メッグン・3Kバッテリー マニー・パッキャオ
1998年11月13日 リカルド・ロペス ロセンド・アルバレス
1998年9月22日 フレディ・ノーウッド 松本好二
1998年8月29日 マウリシオ・パストラナ カルロス・ムリーリョ
1996年3月16日 ラタナポン・ソーウォラピン リー・サンドバル
1993年9月11日 トム・ジョンソン シュガー・ベイビー・ロサス
1974年10月18日 花形進 チャチャイ・チオノイ

 

体重超過で中止となった世界戦

太字が体重超過をした選手

開催年月日 選手A 選手B 備考
2019年1月19日 ウーゴ・ルイス ジャック・テポラ ルイスはアルベルト・ゲバラとノンタイトル戦に変更して開催
2015年11月21日 リー・ハスキンス ランディ・カバジェロ
2013年6月28日 ビセンテ・モスケラ ホアン・グズマン
2008年9月4日 ネート・キャンベル ホアン・グズマン
2006年6月3日 ディエゴ・コラレス ホセ・ルイス・カスティージョ

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